直噴エンジン採用の功罪


 320iの納車からそろそろ2週間。相変わらず近所への買い物に乗る程度で、走った有料道路は横浜新道だけという寂しさだけれど、直噴エンジンのクセというか特徴は多少わかったような気がする。ちなみに、燃費のよさはいまだ体感できていない(リッター8km程度)。
 吹け上がりは上々だと思う。慣らし運転中につき、2,500回転以上は回さないようにしているのだが、少し踏んだだけでそのレベルに到達してしまう。Dモードは2速発進のためか、出足は若干スカスカした印象がなくもないが、DSモードで発進して2,500回転到達直後にDモードに変えるようにしたところ、多少改善された。うん、しばらくはこれで行こう。
 不満があるとすれば、アイドリング時のエンジン音。ハンドルを握っているときはまったく気にならないのだが、一歩車外に出ると……カラカラ聞こえる。ディーゼルエンジン的というか、軽自動車的というか。うーん、アイドリング時でいえば、昔乗っていたPEUGEOT 205 GTIのほうが遥かにいい音だったなあ。正直、車外から聴く直噴320iのエンジン音はよろしくない。
 ところで、320iにはボンネットインシュレーターが装着されていない。話を聞くと、遮音効果はほとんど期待できず、雨降りあとにボンネットから水蒸気が立ち上らなくなる程度、とのこと。うーん。でも、とりあえず付けてみようかな。年明けにでも、担当の営業マンにコンタクトしてみることにする。